ELEC同友会英語教育学会では毎年10月に「英語教育研究大会」を開催しています。
英語教育界の有識者や著名人による講演、各部会の研究成果の発表の分科会、
そして目玉となる「ビデオによる公開授業」の3本の柱で構成されています。
参加には事前の申し込み等は必要ありません。どなたでも参加できます。
過去の大会の内容は以下のリンクよりご覧ください。
2018年研究大会リポート
2018年10月28日に行われた第24回研究大会のリポートを行いたいと思います。
事前申し込み等は不要です。直接会場に来ていただくことで参加が可能です。
まっすぐ進んで右手にあるB館というところで例年受付を行っております。
大会資料等の配布も受付で行っております。
お名前、所属等を記入後参加費と共に受付をお済ませください。
一般3000円、学生1000円、会員は無料でご参加いただけます。
受付を済ませると、もう一度ドアから出て右手にあるC館という建物の4階、5階が例年の会場です。
駅からも近く、構内も移動が少ないのがこの会場の素晴らしいところです。
駅前には昼食を食べられる店舗もいくつかございますが、協賛企業の展示などをご覧になりたい方はお昼を持参するよ良いかもしれません。
開会式後、まずは講演が90分行われます。
今年度はNHKで放送されている「おもてなしの基礎英語」をご担当なさっている慶應義塾大学の井上逸平先生に「授業でも教えたい大切なこと」という講演をしていただきました。
午後からは、各研究部会の発表がございます。
現在全部で9部会存在するため、すべての部会の発表をお聞きいただく時間はございません。
50分×3の枠で、それぞれ参加者が自由に組み合わせて発表を聞いていただきます。
今年はライティング部会の発表とOA部会の発表を聞きに行きました。
そして最後のイベントである、ビデオによる公開授業。
実際の授業をノンカットで50分ご覧いただいた上で、解説者や会場にいらっしゃった先生も交えて分析を行います。
なお、より基礎から解説を行う学生会場も用意しております。
どちらも熱気に満ち溢れ、さらに良い授業にするためにどのようにするのか、また今回の授業の優れている点などについて真剣に議論を行っていました。
著名な先生による講演、各研究部会からの研究発表、そして実際の現場で行われた授業分析を通じ、一日学び続けられる充実した一日を過ごすことができます。
どんどん積極的に発表者に質問する方もいらっしゃれば、黙々とメモを取りながらどんどん考え方を吸収される先生もいらっしゃり、各自思い思いの方法で参加が可能です。
最後に、休憩時間などで協賛企業のブースに行かれると、さらに新情報などが得られます。
各社、最新の書籍や一押しの教材について展示、販売を行っております。
こんなに品ぞろえの良い書店などは中々ないと思います。
雑誌のバックナンバーや、気になっている本を実際に手に取り購入することが可能です。
また直接担当の方に教材等について色々と質問をしたり、見本教材を見ることができます。
次期学習指導要領に向けて、主体的対話的で深い学びに向けた教材が続々と登場しております。
そのような最新の教材について、一度に色々と情報を得られるのも、協賛企業のブースの特徴です。
お昼休みや、各部会の発表の合間に、あるいは部会の発表の時間などを利用して、是非こちらもお立ち寄りください。
スタッフの方々の暖かい雰囲気の中で、真剣な先生方の学び続ける姿勢、最新の英語教育業界の動向など、一日では足りないくらいのたくさんの刺激を受けることができました。
来年も絶対に参加をしたいと思います。
※詳しい講演や発表の内容に関する参観記は会員の皆様向けの『Newsletter』にて詳しく紹介しております。