評価研究部会

★最新情報★

本部会の報告が以下のサイトで掲載されております。よろしければご一読くださいませ。

https://www.elec.or.jp/teacher/communication/criticism/doyukai_hyouka.html

評価研究部会は2012年4月にテスト研究部会の後継として活動を始めました。近年は定期考査の出題のあり方、定期考査に向けた生徒の学習実態調査、読むことのテストに関する教員の意識調査、話すことのパフォーマンステストのあり方や評価方法についての研究をしています。

評価研究部では土曜夕方を中心に毎月1回定例部会を開いています(参加者の都合に合わせて融通致します)。詳細については下記までお問い合わせください。統計などの専門知識は必要ありません、授業と評価のあり方について少しでもご興味のある方のご参加を心よりお待ちしています。

問い合わせ先:iwase-shunsuke@ishikawa-gijuku.ac.jp(副部長:岩瀬俊介)

(@は@に変えてお送りください)

研究部長 中村 隆(明治学院高等学校)

 

評価部会リポート
学会の部会に参加と聞くと非常に重々しく感じてしまう方もいらっしゃると思います。本日はある日の評価研究部会に参加をしてきましたので、その様子をリポートしたいと思います。

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この日の参加者は7名で、初めての先生が2名いらっしゃいました。
現在評価研究部会では、パフォーマンステストで使用するためのスケールの構築を行っているとのことでした。
この日は実際に行われたパフォーマンステストを参加者7名で評価を行い、その評価のつけ方の違いについて議論を行っていました。
実際のパフォーマンステストを見て評価をするときに、参加者の先生方一人一人の見る視点が異なり、それによって評価が変わることがとても印象的でした。

また、この日は、まず1回目に総合印象での3段階で6名のパフォーマンステストを評価した後、今度は同じ6名について1.準備の度合い2.独創性の観点で評価を行い、その結果を比較しながら考察しました。
観点を決めた場合でも分割点をどう設定するか,特に何をどのくらい(産出の量),何をどのように(産出の質)という具体的な記述文(descriptor)が評者間の共有のためにも必要であること,時間制限vs. 最後まで発表させる,の優先順位などを話し合いました。
次回は同じパフォーマンスでもさらに別の観点で採点するとどうなるか,観点の立て方,新たな構成要素の考案について話し合うこととし、終了しました。

参加前は指導経験の浅い自分が参加をして大丈夫か不安でしたが、先生方は非常に暖かく迎え入れてくださり、安心して参加をすることができました。
また、私はまだ現場でパフォーマンステストを取り入れてはいなかったので、どのように取り入れれば良いのかや評価をどのようにしていくか、など学びが非常に多い2時間でした。
部長の中村先生によると、参加者が非常に少ないため、いつもこのようなアットホームな雰囲気で行っているとのことでした。

また、時間があえば時間以降も参加をしていきたいと思う、充実した時間を過ごせました。
中村先生、評価研究部会のみなさま、ありがとうございました。(S.I)

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